まとめです。 今回、合わせて4.5日間。 アメリカの不動産に対する姿勢と、街の状況。不動産物件巡りをして感じた事。 一言で言うと「好景気」 アメリカ全土や世界中から不動産のイベントに高額の費用をかけて参加し、 少しでも得るものを見つけ、他よりもチャンスをつかもうと目の色を変えるビジネスマンたち。 (私も該当します) 空き地や空き部屋、for saleやfor Lentの看板も少なく。 あり得ない家賃設定や高価格。 金利の高さはそのままだ。(5%前後) 建物の新築、リノベーションが至る所で行われ、 それはダウンタウンも郊外も同じでした。 中古市場は為替の影響を度外視しても大幅に値上がりされており、賃貸の空室率も低い。 サンディエゴだけの現象なのか(相変わらずメキシコからの移民が多い)は検証していませんが、 金融緩和の政策が効きているのは間違いなさそうです。 ただ、今の価格は、余程これから個人の富裕層が増えないと頭打ちになりそうです。 貧富の格差は勿論日本以上で、全米からお金持ちか集まってくるCITYです。 SanDiego。 まだまだ需要は有りそうですが、 西側に海。南はメキシコ。北は軍用地。残る東は低所得者層の居住区とすれば開発する場所も限られます。 実際東側の有色人種系居住区に白人がはいり込み、 賃料が高くなって既存の低所得者層はどんどん東に移動しているようです。 それでも、特別では無いほとんどの「一般的な戸建」が、一億円を優に超える。 ことに、いささか恐怖感を覚えます。 アメリカは金融の国です。 金融破綻の恐怖は記憶の脳裏に残ります。 サブプライム&リーマンショック後。5年前と現在の差はなんなのでしょうか? 繰り返されるのであれば、日本人として今は購入し辛いです。 ただ、国力の差は歴然でこのまま円高が続けばもっと買いにくくなります。 資産の、地震などによる自然災害リスク分散と、 海外移転に伴う有価証券の所得課税制度が預貯金、不動産に及ぶ前に、 タイミングとキャッシュを増やす必要があります。 英会話の練習と。 今回の渡米は大きく得るものがありました。 サポート頂いた皆さん。 ありがとうございました。 最後の写真は掲載ミスです。